2015年に公開された映画『マイ・インターン』。
アン・ハサウェイが社長役、新人の部下役にロバート・デ・ニーロという見応えたっぷりのヒューマン・ドラマです。
『プラダを着た悪魔』ではバリキャリ女子を演じたアン・ハサウェイ。
『マイ・インターン』では家庭と会社のCEOを両立する女性を熱演しています。
愛する夫に、やりがいのある仕事。
すべてを手に入れたジュールズ(アン・ハサウェイ)に、人生最大の危機が訪れます。
順調な人生だった彼女は、どのように危機を乗り越えていくのでしょうか。
ジュールズと人生経験豊富なベン(ロバート・デ・ニーロ)の会話には、自信を無くしてしまったときや人生の迷子になったときに背中を押してくれるエールがたくさん詰まっています。
今回は、一生懸命に生きるあなたへ『マイ・インターン』から名言14選をご紹介していきます。
名言14選の他に、“サヨナラ”と日本語であいさつするのはなぜ?にも回答しています。(←クリックすると見出しに飛びます。)
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↓『プラダを着た悪魔』の名言11選【英語付き】恋も仕事も頑張るあなたへ
『マイ・インターン』名言14選
【名言1】どこでもいい、家の外に出よう。雨でも7時15分にスタバへ
Get up, get out of the house, and go somewhere. Anywhere. Come rain or shine, I’m at my Starbucks by 7:15
妻に先立たれ定年を迎えたベンは時間を持て余しています。
太極拳を習い旅行をしたり忙しくしますが、漠然とした虚しさが拭えません。
それでも家に引きこもったりせず、とにかく行動!
外に出ることで、妻がいなくなった寂しさを埋めようとしてるのかもしれません。
毎日行く場所があることは、大事で貴重なことですね。
【名言2】音楽家の引退は自分の中に音楽が消えた時。私の中にはまだ音楽があります
I read once, musicians don’t retire. They stop when there’s no more music in them. Well, I still have music in me, absolutely positive about that.
シニア・インターンに応募したベンは、面接用のビデオを作成します。その中で語ったセリフです。
70歳を越え会社は定年してもベンの心はまだまだ現役です。
社会に一部でありたい願いと意欲が感じられますね。
そして見事ジュールズが社長を務めているファッション通販会社に、シニア・インターンとして採用されました。
年齢や学歴よりも、本人のヤル気や前向きなエネルギーに惹かれるものです。
【名言3】顧客からの電話は勉強になるの
You see why I take customer-service call? I mean, it’s so good. You learn so much.
ファッション通販サイト“アバウト・ザ・フィット”の創業者であるジュールズ。
社員たちに紛れて顧客の電話対応もこなし、どんなサービスが足りないかを調査します。
ジュールズは従業員や会社という認識ではなく、仲間、宝物という感覚です。
何事にも取り組む姿勢は、社員からも一目置かれています。
会社を短期間で成功させたパワフル・ウーマン。
【名言4】“正しい行いは迷わずやれ”
You’re never wong to do the right thing.
ベンが座右の銘にしている格言です。
『トム・ソーヤの冒険』の著者、マーク・トウェインの名言を引用しています。
劇中でもベンはこの名言を肝に銘じながら、行動するかしないかを選択していました。
人生の指針になる格言は、イザというときに心の支えになります。
【名言5】ハンカチは貸すためにある。女性が泣いた時のため。紳士のたしなみだ
The best reason to carry a handkerchief is to lend it. Ask Jason about this. Women cry, Davis. We carry it for them. One of the last vestiges of the chivalrous gent.
ベンはいつもハンカチを持ち歩いています。
その理由について若い同僚から尋ねられました。
ベンの紳士としての姿勢や哲学が伝わってくるセリフですね。
何度もハンカチを使う場面に遭遇し、女性たちはベンの気遣いに感激するのでした。
ハンカチを持とう!
【名言6】確かにタフで強い。だから旋風を起こした
Tough? Jules? Sure. She’s a total badass. I guess that’s how she became an internet sensation.
公園でジュールズのママ友が「彼女はキツイんでしょ?」という嫌味に、ベンが返した言葉です。
従業員の間でもジュールズは厳しいことで有名。
しかし仕事の成功を考えたら、感情論は抜きにして合理的な決断が必須です。
ときに冷酷に見える決断は、誰もができることではありません。
キツく見えるかもしれないけど、芯が強いとも言えますね。
【名言7】とにかく彼女に幸せになってほしい。頑張った人だ
Whatever she decides, I just–I want it to be good for her. I want her to be happy. She deserves that.
家族のために仕事をセーブするジュールズを見て、ベンは自分の思いをジュールズの夫マットに語ります。
投資家、従業員、家族のため必死に奔走している彼女の姿をベンは見てきました。
仕事を頑張れば頑張るほど、夫婦仲は冷えていたのです。
ジュールズの幸せを誰よりも願うベンは、人生の先輩としてマットに忠告します。
正しい努力は最善な形で報われてほしいですね!
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【名言8】皆に包装を教えるのを見て感心したよ、この姿勢が成功の秘訣だと
Ok, well, I stood in the back, and I watched you show the workers how to fold and box the clothes. I knew then that was why ATF was a success.
会社の急成長で気持ちや仕事が追い付かないジュールズは、外部からCEOを雇うことを決めます。
この決断に迷いがあることを悟ったベン。
素晴らしい才能があることをジュールズ伝えます。
これだけ仕事に身を捧げていたら、成功しないはずはないと感じたのです。
70年間培った経験から、ジュールズの才能を見抜きます。
【名言9】君ほど会社に打ち込める人はいない
No one else is ver gonna have that kind of commitment to your company, Jules.
家事や子育て、プライベートを犠牲にし、誰よりも仕事に身を捧げているジュールズをベンは見守ります。
そして時には部下、時には人生の先輩として彼女の支えになるのです。
誰かに温かく見守られてるだけでも、頑張ろうという意欲が湧いてきますよね。
長年、社会を渡り歩いてきた包容力のあるベンだからこそできるサポートです。
【名言10】会社には君が、君には会社が必要だ
About the fit needs you, and if you don’t mind me saying, you need it.
ベンはジュールズの仕事への姿勢や人格を見て思います。
彼女だったから“アバウト・ザ・フィット”は急成長したのだと。
新たなCEOを雇うべきか悩んでいるジュールズに、適格なアドバイスで背中を押します。
誠実で細やかな気遣いができるベンに言われたら、納得してしまいますね。
【名言11】長く生きたって、たいていの人は君ほどすばらしいものを生み出せない
I never had anything loke this in my life. Not many people do. This big, beautiful, exciting thing that you created.
ジュールズが外部からCEOを雇う案に、ベンは反対しています。
それは“アバウト・ザ・フィット”への情熱にかけては、ジュールズの右に出る者は誰もいないからです。
どんな経営のプロや経験豊富な経営陣が来ても、彼女ほどひたむきにエネルギーは注げないとベンは見抜きます。
学歴や経歴に負けず、どれだけ仕事に向き合うかが大切です。
【名言12】君が作り上げた宝物を他の誰かに渡してほしくない
You should feel nthing but great about what you’ve done. And I’d hate to see you let anyone take that away from you.
ジュールズは自分の時間や家族を犠牲にして、会社を成功へと導きました。
会社を手放すことは本心ではありません。
女性なら家庭か仕事かを選択しくてはならない帰路にぶつかる時期もあります。
しかし宝物を守れるのは自分しかいないのです。
家庭があっても、一人の人間として夢を叶えて才能を生かせる環境を作りたいですね。
【名言13】あなたは私にとってインターンであり最高の友人よ
And maybe also because you’re my…well, I was gonna say intern/best friend.
最初はシニアのアシスタントなど必要ないと思っていたジュールズ。
しかしベンの包容力や、若い世代にはない人生経験、芯をついたアドバイスに心を開いていきます。
気付けば自分の悩みや本音を打ち明けられる唯一の親友になっていました。
お互いに尊敬し信頼し合っているのが伝わります。
年齢を越えて、こんな関係が築けるのはステキですね。
【名言14】私たちだけでやっていける。やってみせる
I mean, we’re good here. We’re gonna make it. I’m gonna make sure we make it.
夫との不和や会社の危機など人生最大の試練に見舞われたジュールズ。
自分の本心と向き合い進むべき方向が見え始めます。
自分が人生に何を望んでどうなりたいかを理解したのです。
信頼しているベンとの対話で、自分の本心があぶり出されました。
誰かに話すことで自分の本音が見つかったり、頭が整理されますよね。
ベンはジュールズの親友でもありカウンセラーです。
“サヨナラ”と日本語であいさつするのはなぜ?
ジュールズとベンが“サヨナラ”と日本語であいさつするのはなぜ?
『マイ・インターン』を観た方はみんな疑問に思うようです。
ジュールズとベンが別れ際に“サヨナラ”と日本語であいさつするシーンが登場します。
劇中では日本語が登場する理由となる答えはありませんでした。
そこで監督が“サヨナラ”という台詞に言及している記事があったので引用します。
監督のナンシー・マイヤーズは、劇中に出てくる“サヨナラ”という台詞について「普段、親友との食事の後などに日常的に交わす挨拶で、温かいイメージだったのでそこからヒントを得て使ったによ!」と日本語についてのエピソードを語った。
出典:Cinema Cafe.net
温かいイメージだから採用されたようですね!
特に深い意味はないようです。
“サヨナラ”の他にも“寿司”というワードも登場するので、ナンシー・マイヤーズ監督は日本好きなのかもしれませんね。
『マイ・インターン』名言14選のまとめ
映画『マイ・インターン』から名言14選をご紹介しました。
人生経験が豊富なベンの台詞は、温かくもあり厳しくもあり目が覚める思いでした。
ただ慰めるのではなく適格な助言をする姿から、ジュールズのことを本当に思いやっていることが伝わります。
そして“サヨナラ”の台詞のなぞも解けました。
メイヤー監督が日本好きなようで嬉しいですね!
定期的に『マイ・インターン』を見て、人生のモチベーションを維持していきたいです。
自信を無くしてしまったときや、人生の迷子になったときにも『マイ・インターン』の名言からエールをもらいましょう。
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